MATLABアップデートで無くなったfigureのズームボタンを元に戻す方法

MATLAB
スポンサーリンク

ズームボタンが無くなった!!

MATLABを2018b以降にアップデートすると、figureウィンドウのツールバーにあったズームボタンが無くなってしまうようです。

代わりにマウスホバーでfigureの右上に出現するようになっています。

…使いにくい

元に戻しましょう。

解決方法

startup.mというファイルに下記コードを記述し、MATLABの起動時に開かれるフォルダ (デフォルトだとDocuments/MATLAB) に配置すれば元に戻ります。

% ツールバーにズームボタンを復活させる
set(groot,'defaultFigureCreateFcn',@(fig,~)addToolbarExplorationButtons(fig))
% マウスホバーで出てくるボタンを無効化する
set(groot,'defaultAxesCreateFcn',@(ax,~)set(ax.Toolbar,'Visible','off'))

startup.mは、MATLABの起動時に自動的に実行されるスクリプトです。 今回のように常に設定しておきたい項目を記述しておくと、より便利にmatlabを使えます。

↓ちなみにこちらの記事では、plot時のデフォルトの見た目をstartup.mファイルを用いて設定しています。

コメント